OneDrive(旧SkyDrive)からの容量の変化まとめ
そもそも2007年にSkyDriveのβ版が提供された当初は500MBだったらしい。途中で1GBに増量、翌年の2008年に正式版が公開され5GBになった。
SkyDriveは、Windows Liveサービスの1つとして、2007年8月に米国、英国、インドでベータ版を公開した。10月には容量を500MBから1GBへ拡大。今回から、正式版へ移行すると同時に、日本を含む38カ国でも公開した。正式版では保存容量が5GBに拡大した。
2008年というとまだDropboxが出てきたか出てきてないかの時代*1だったし、そのDropboxは未だに新規登録では2GBしか提供してくれない。その頃オンラインストレージというと「GMail Drive」(en:Wikipedia)というGmailをファイルストレージにするアングラなものが流行っていて。無料でこの容量はすごく先進的なサービスだった。
同年12月にはアップデートにより25GBに増量となる。ここからしばらく25GBの時代が続く。
また、SkyDriveは従来の5GBから25GBに容量を拡大した。
私も25GBの時に登録した記憶があって、登録後は「SkyDrive Explorer」というソフトでマイコンピュータからアクセスできるようにしていた。かといって当時ADSLだったのであまり速度は出ず、あくまでバックアップとしての使用だったが。
しかし2012年4月、突如「誰も使って無えわ」と言って7GBに下げられる。
これまでは最大25GBまで無料で利用できる点が売りだった。しかし今後は、無料で使える容量を7GBまでとし、それ以上の容量を利用したいユーザーには、有料のプランを提供する。
(中略)
無料の容量を最大7GBに抑えたのは、既存のユーザーの99.94%は7GB以下の容量しか利用していないためだという。
引用元のタイトルにもあるように既存ユーザについては申請をすれば25GBを使い続けられるようになっていた。この時私もこの申請をして現在も25GBを使用することができる。
その後商標の関係で「SkyDrive」から「OneDrive」に改称。
2014年7月に、なんやかんやで15GBに増量。
これにより、無償の個人向けOneDriveの容量は現在の7GBから15GBになり、Office 365ユーザーについては、20GBから1TBに増量される。Microsoftによると、個人ユーザーの4人中3人は、PCに保存しているデータ量が15GB以下であり、OneDriveが15GBになったことで、全てのデータをクラウド1カ所に保存できるとしている。
— OneDriveの容量が7GBから15GBに増量 〜Office 365ユーザーは20GBから1TBに - PC Watch
そして2015年11月、一部ユーザの暴挙によってキレたMicrosoftは5GBにすると発表した。
同社によると、一部のユーザーが多数のPCのバックアップや膨大な映画コレクションを保存する目的でOneDriveを利用し、中には平均的ユーザーの1万4000倍に相当する75Tバイトものデータをアップロードする人もいるという。
つまりOneDriveの容量変化をまとめるとこうなる
年月 | 容量 | 増減 | 備考 |
---|---|---|---|
2007年8月 | 500MB | - | β版公開 |
2007年8月 | 1GB | 500MB増▲ | - |
2008年2月 | 5GB | 4GB増▲ | 正式版公開 |
2008年12月 | 25GB | 20GB増▲ | - |
2012年4月 | 7GB | 18GB減▼ | - |
2014年7月 | 15GB | 8GB増▲ | - |
2015年11月 | 5GB | 10GB減▼ | - |
@MITLicense Microsoftがどれぐらい信用出来ない企業かってのがわかる
— じゅりあん (@MITLicense) November 3, 2015
*1:正式サービスの開始は2008年9月らしい