GoogleのCMで源ノ角ゴシック(Noto Sans CJK)が使われてた
新年初エントリはフォントの話。
Googleが今絶賛流している以下のCM。
この中の最後に出てくるメッセージ。
今年も、たくさん失敗できるように。
さがそう。
この文字を見て「さ」が妙に特徴的だったので,なんとなく「源ノ角ゴシック?」と思って比較したら案の定だった。
オリジナル
比較
源ノ角ゴシックといえばGoogleとAdobeの共同開発によって去年リリースされたフリーの日本語書体で,Googleでは「Noto Sans CJK」として利用されている。開発に携わったのだからおそらくGoogleにも使用権利がある(?)わけで,今回のCMで使われたのだと思う。
ちなみに
検索に打ち込まれている部分はモトヤマルベリ。これはAndroid標準でインストールされてる日本語フォント。メーカー製だと違うかもだけどNexus5とかPure Android端末は間違いなくこれ。
これでパロディ動画が簡単に作れますね!!!
Kippoログファイルからログイン試行されたIDパスワードの組み合わせを抽出する
書いた。
この記事を作るときにログファイルを集計する必要があった。そのときLinuxに入っていた標準コマンドを使用して集計したのが面白かったので今後のために書き記しておこうと思う。
Kippoはログファイルのサイズが1MBを超えたらファイルを分割し始める。
$ ll total 90084 -rw-rw-r-- 1 kippo kippo 833519 Dec 11 15:50 kippo.log -rw-rw-r-- 1 kippo kippo 1000060 Dec 11 09:52 kippo.log.1 -rw-rw-r-- 1 kippo kippo 1000037 Dec 10 20:47 kippo.log.10 -rw-rw-r-- 1 kippo kippo 1000067 Dec 10 18:51 kippo.log.11 -rw-rw-r-- 1 kippo kippo 1000072 Dec 10 10:12 kippo.log.12 -rw-rw-r-- 1 kippo kippo 1000012 Dec 10 09:40 kippo.log.13 -rw-rw-r-- 1 kippo kippo 1000068 Dec 10 09:06 kippo.log.14 :
ちなみにログファイルでログイン試行に関する行はこんな感じの形式。
2014-12-11 09:52:09+0900 [SSHService ssh-userauth on HoneyPotTransport,39727,103.41.124.40] login attempt [root/krystyna] failed
スペース区切りで,失敗すると末尾にfailed
で成功すると末尾にsucceeded
が付く。これ以外にもいろんな情報がログに残っているので,とりあえずログインに関係するログ行だけをgrep
コマンドで取り出す。
$ grep -e "login attempt \[.*\]" kippo.log* 2014-12-11 15:57:07+0900 [SSHService ssh-userauth on HoneyPotTransport,40088,103.41.124.31] login attempt [root/010392829] failed 2014-12-11 15:57:09+0900 [SSHService ssh-userauth on HoneyPotTransport,40088,103.41.124.31] login attempt [root/kappleton] failed :
これをパイプを使ってcut
に渡してやる。cut
の区切り文字には[
を使いたいのでオプションに-d'['
を指定した。そうすると今回必要な情報は3番目のブロックにあるので,更にオプションとして-f3
を指定。
$ grep -e "login attempt \[.*\]" kippo.log* | cut -d'[' -f3 root/010392829] failed root/kappleton] failed :
末尾のfailedとかが必要ないので,今度は]
で区切った最初のブロックを取り出してやる(-d']' -f1
)。
$ grep -e "login attempt \[.*\]" kippo.log* | cut -d'[' -f3 | cut -d']' -f1 root/010392829 root/kappleton :
まだこの状態だと重複があるので,今度はuniq
コマンドで重複を削除することにした。しかしuniq
コマンドはソート済みでないと働いてくれないので,uniq
に渡す前に一度sort
コマンドを使ってソートしてやる必要がある。このときuniq
コマンドのオプションに-c
を指定することで重複回数を出力してくれる。
$ grep -e "login attempt \[.*\]" kippo.log* | cut -d'[' -f3 | cut -d']' -f1 | sort | uniq -c 18 / 2 /0rd 2 123/123
この出力はまだ文字列順で重複回数順になっていないので,もう一度sort
コマンドを使う。このときオプションに-n
と-r
を指定してやる。-n
オプションは先頭の数字を数値としてみなしてくれ,-r
は逆順(降順)でソートし一番多い数値を先頭に持ってきてくれる。
$ grep -e "login attempt \[.*\]" kippo.log* | cut -d'[' -f3 | cut -d']' -f1 | sort | uniq -c | sort -nr 1603 root/root 582 root/admin
これでログイン試行されたIDとパスワードの一覧が出力ができた(参考)。ただこのコマンドには問題があって,パスワードに]
を使われると]
以降の文字が削ぎ落とされて正しくカウントできない可能性がある。一度出力してから気づいたのだが「まぁいいだろ」ってことで見捨てた。
ちなみにログイン試行回数はgrep
とwc
で計算できる。
$ grep -e "login attempt \[.*\]" kippo.log* | wc -l 99254
また増えてる…
過去の高専プロコン競技システムが利用できる「PROCON@Online」をローンチしました
全国高等専門学校プログラミングコンテストの25周年企画の一環で,過去のプロコン競技部門で実際に使われた試合進行システムをダウンロードすることができる「PROCON@Online」というウェブサイトをプロコン当日に公開しました。高専の学生・教職員・卒業生とNAPROCKの参加校の学生であればユーザ登録の後,このサイト上からシステムをダウンロードすることができます。
続きを読むWindows7でポートフォワーディングを設定する方法
MacでIE環境のテストするときに仮想環境のWindowsにポートフォワードがどうしても必要になったのでメモ。
例えば 127.0.0.1:8080 を 172.16.79.1:3000 にポートフォワードしたい場合は,管理者権限のコマンドプロンプトで以下のコマンドを打ち込む。
> netsh interface portproxy add v4tov4 listenport=8080 listenaddress=127.0.0.1 connectport=3000 connectaddress=172.16.79.1
``listenport``とか``listenaddress``が呼び出すときのポートとアドレス,``connectport``と``connectaddress``が呼び出し先(フォワード先)のアドレスにあたる。
設定しているアドレスの一覧を表示したいときは,以下のコマンド。
> netsh interface portproxy show all Listen on ipv4: Connect to ipv4: Address Port Address Port --------------- ---------- --------------- ---------- 127.0.0.1 8080 172.16.79.1 3000
netshはオプションが色々ありすぎてわからん。
Adobe Illustrator CC 2014のスプラッシュ画面が怖いので別の画像に差し替える方法
Illustratorに限った話ではないのですが,Adobeの提供しているソフトウェアのほとんどは起動してからライブラリなどのロードをする時間がかかるため,その間はスプラッシュ画面というタイトルロゴみたいなのが表示されます。バージョンによって色々違うのですが,ここ最近は幾何学模様というか特に意味の無い背景にソフトウェア名が表示されるぐらいでした。
しかし先日のアップデートで「Adobe Illustrator CC 2014」になって最初にスプラッシュ画面を観た時は少し恐怖を覚えました(最初の画像)。よく見てみるとなんてことはないライオン?のような絵なのですが,何も知らされずにいきなり登場されると筋肉のようなものに見えてちょっと怖いです。
結局こういうのって慣れればなんてことないのでしょうけども,夜中とかにいつもの調子でIllustratorを開くと謎のライオンが表示されて少し背筋が凍ります。
あとIllustratorとかPhotoshopとか使ってる人なら必ず一度はあると思うんですけど,何かの拍子に間違ってIllustratorを起動してしまった時,必要ないからすぐに消したいのにスプラッシュ画面なのでどうすることもできず,結局表示が終わって基本操作画面に移るまで終了することが出来ないなんてことがあります。何回もやってると「またか…」ってなってイライラさせられます。そんなときに表示される画像がこの謎のライオンだったとしたら。怖いし,うざいしでもうブチ切れてMacBook Proをを投げ捨てるかもしれません。
というわけで僕のMacBookを守るため,今回はこのスプラッシュ画面に自分の好きな画像を表示させる方法を書いておきたいと思います。
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